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サンメンバーズひるがののお知らせ・ブログ
飛騨高山 屋根の秘密
更新 : 2015/8/21 8:03
皆さんこんにちは!サンメンバーズひるがのです。
先日知り合いから面白いクイズを出されたのですが、
せっかくなので皆さんにも考えて貰おうと思います。
Q
『高山古い町並みの屋根は何故茶色なのか?』
↓回答は下へ↓
A
当時幕府の直轄にあった高山の地でも木造のために
すぐに火が付いてしまいます。
「喧嘩と火事は江戸の華」と評されるように火事だらけだったため、
復興に材木がどうしても必要になってきます。
そこで、「禁木」といって「杉、檜、サワラ、ネズコ、ヒバ」の
5種類を使うことを禁じられておりました。
これらは油をよく含み、見た目も良い上に成長が早い、長持ちするので
重宝されてきておりました。
さて、こんな良い木を飛騨の匠が使わないわけが有りません。
禁木を使って商人が新築の家を建築しました。
それを視察に来た幕府の役人が「禁木を使っているな?よし、壊せ」
と、新築なのに一日で壊されてしまったのです。
そこで匠が考えたのが 問題の答え 『カモフラージュ』
色を塗ってしまえば分らない!
ベンガラや煤などを柱や屋根に塗りつけ、
元の材木が分らないようにしてしまいます。
その結果は・・・? 高山に行けば見ることが出来ますよ!
なんと一石二鳥で、ベンガラには材木を長持ちさせる効果があったそうです。
これは後年発覚したそうなのですが、偶然からの産物ですよね。
昔の方の発想って面白い!
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