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こぼらさんの和歌山県の旅行記

南紀白浜@ 名所・足湯めぐり

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京奈和自動車道や紀勢自動車道の延伸によって、和歌山には気易く行けるようになりました。でも紀伊半島の先の方にある南紀白浜には、遠いという昔のイメージが残っていて、30年近く行っていませんでした。昔は、見所といえば三段壁や千畳敷ぐらいしか思い浮かばなかったのですが、現在は楽しそうな観光スポットがいっぱいできているようです。一通り楽しんで回るには、最短でも4〜5日程度はかかりそうです。今回は白浜温泉の足湯巡りと白良浜界隈の散策に絞り込みました。

三重ツウ こぼらさん 男性 / 60代

1日目2019年1月25日(金)

三段壁

白浜町(西牟婁郡)

「三段壁」を   >

海面から50〜60mもの高さがある三段壁。白浜といえば、真っ先に思い浮ぶのがここです。 断崖が3段になっているから三段壁という名前がついたと思っていましたが、どう見ても3段ではありません。垂直な断崖です。 どうやら、かつて漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所だったことから、「見壇(みだん)」と呼ばれていたのが「三段(みだん)」「さんだん」に変わっていったようです。この断崖絶壁ぶりは、並び称される東尋坊よりも強烈だと思います。 柱状節理の断崖である点も東尋坊と同じですが、東尋坊はいかにもという感じがするのに対し、三段壁は先の方がそうなっているかなという印象。 天候次第でしょうが、三段壁の方が周囲の海が穏やかなイメージもあります。

三段壁展望台

白浜町(西牟婁郡)

「三段壁展望台」を   >

三段壁の散策コースの中では、足元がしっかりしていて、手すりが備わっている唯一の場所です。断崖の上に作られているので、眺望も良好です。 三段壁は岸壁の上を歩く事ができますが、手すりも囲いもないので、知らないうちに断崖絶壁の上に立ってしまう事もありえます。風が強いと吹き飛ばされかねないので、この展望台から眺めるのが無難だと思います。

三段壁洞窟

白浜町(西牟婁郡)

「三段壁洞窟」を   >

三段壁洞窟は、三段壁の頂上付近からエレベータで36m下りた場所に広がる海蝕洞です。穴あきチーズのように、巨大岩盤の内部にできた洞窟です。 じゃらんで事前予約し、期間限定ポイントも使って安く利用させてもらいました。正規料金は大人で1,300円ですが、事前予約だと1,000円になります。白浜の宿には割引クーポンも置いてあるようです。 洞窟の総延長は200mほどという話ですが、実際に行くと「もう終わり〜?」っていう感じで、すぐに一巡してしまいます。割引料金でないと損したような気分になるかもしれません。

洞窟に下りるエレベータがある建物。入館受付の他に、土産物売り場もあります。 エスニックなデザインの建物ですが、辨天宗の本堂とのことでした。御本尊は、地中(洞窟内)に鎮座している牟婁大辯才天像です。寺院とは気付かなかったです。

三段壁洞窟

白浜町(西牟婁郡)

「三段壁洞窟」を   >

洞窟から見た海蝕洞。上から見ればV字になっている断崖の奥に、数百万年にわたって強い波が叩き付けられ続けてできた洞窟です。硬い火成岩の岩盤なのに、奥行きが数十メートルにも及ぶ洞窟を作ってしまうとは、自然の力は計り知れないなと思います。

洞窟のひときわ広い空間に、日本一大きいとされる牟婁大辯才天像と十六童子像が祀られています。中華風デザインの照明によって、独特な雰囲気が漂っています。

洞窟内の小高い場所にある、熊野水軍の番所小屋(再現)。とても奥行きのある洞窟なので、熊野水軍が舟隠し場に使っていたと伝わります。 意地悪い言い方になりますが、電気照明やエレベータ・通気口がなかった時代ですから、番所があったとは考えにくいと思います。もともと波の力でできた洞窟ですから、波が荒い時には激流が押し寄せるでしょうし、外に避難することもできません。隠してある軍船だって壁面に打ち付けられて砕けてしまうことでしょう。松明や行灯を使えば空気も汚れてしまうでしょう。 番所はあったと思いますが、洞窟の外で見晴らしの良い場所にあったんじゃないかな〜?

西国33ケ所地蔵

白浜町(西牟婁郡)

「西国33ケ所地蔵」を   >

三段壁にある西国三十三所の写し霊場です。西国三十三所に牟婁山文殊堂という寺院はなかったよなと思いつつ、三段壁に来たついでだからと寄ってみました。すぐ近くの三段壁洞窟の建物は賑わっているのですが、ここに訪れる人は少なく、とても静かです。 本物の西国三十三所では、開創1,300年という事で秘仏開帳などの行事が目白押しですが、ここは実にのんびりしています。

自分の住所地に一番近い西国三十三所は、奈良の興福寺か長谷寺になるのかなと考え、長谷寺の地蔵像を拝みました。お顔は観音様のようですが、錫杖を持っておられますのでお地蔵様ですよね?

南紀白浜温泉

白浜町(西牟婁郡)

「南紀白浜温泉」を   >

三段壁断崖の上にある足湯です。三段壁洞窟の施設前にあり、無料で利用できます。後で知ったのですが「白浜温泉ほかほか足湯巡り」10カ所の一つでした。 太平洋を眺めながらの足湯は最高ですが、湯温がぬるめだったのが少し残念。

紀州・白浜温泉 むさし

「紀州・白浜温泉 むさし」を   >

白良浜の近くにある老舗ホテルです。ロビーの雰囲気が素晴らしい。近場にアドベンチャーワールドがあるので、パンダ親子のぬいぐるみが置いてありました。 今どきの白浜にはパンダというイメージが定着しつつあります。実際、私たちもアドベンチャーワールド入場券付の宿泊プランにしていました。

ロビー内に池や川を設けて、庭園風にしてあるのは珍しい。 この宿の白眉は2階にある大浴場。子供向けの浅いプールのように、とても広い浴槽です。そんな広い浴場を、時間が遅かったからでしょうか、私一人が貸し切り状態で利用できました。家内も同じ事を言っていました。少ししょっぱい、さらっとした泉質が白浜温泉の特徴ですね。

白良浜

白浜町(西牟婁郡)

「白良浜」を   >

宿に17時にチェックインし、夕食まで少し時間がありましたので、白良浜と周辺を散策してみました。日没直前の美しい浜辺を見る事ができました。 白良浜の砂は本当に白いのだと実感。昼間の真っ白な砂浜も見たいので、翌朝にも来ることにしました。

白良浜

白浜町(西牟婁郡)

「白良浜」を   >

南西(千畳敷方向)を向いて見る夕暮れの白良浜。きれいに湾曲した白良浜を取り巻くようにホテル・旅館が並び立っています。背の高いホテルの最上階からだと、さぞや白良浜の眺望が良いことでしょう。

熊野三社神社

7世紀半ばに斉明天皇と中大兄皇子が牟婁の湯(白浜温泉)に行幸された際、斉明天皇が腰掛けた磐座を御神体としている神社です。後の世に熊野三所権現を観請し、熊野三山を信仰するようになったようです。広い境内には社殿の他に、昭和天皇が白浜に行幸された際に座乗された御座船の奉安庫、火雨塚古墳や三浪の句碑もあります。 白良浜からも神社に入れるようになっています。

火雨塚古墳

白浜町(西牟婁郡)

「火雨塚古墳」を   >

火雨塚(ひさめづか)古墳。熊野三所神社境内にあります。横穴式石室を持つ直径8m、高さ2mの円墳です。 6世紀後半から7世紀前半の間に築造されたらしいですが、その時代は王権の強化確立が急がれていた頃です。この古墳が造られた直後の時期に、ここの近くに斉明天皇や中大兄皇子、有間皇子など皇族が訪れ逗留しているので、被葬者は皇族とのつながりが強い人物だったのかもしれません。

火雨塚古墳

白浜町(西牟婁郡)

「火雨塚古墳」を   >

訪れた際は夕闇が迫っていたので、不謹慎ながらフラッシュを光らせて撮影しました。でもフラッシュが功を奏し、石室内部の様子まで撮影できました。石室の保存状態がとても良好で、土砂の流入が見られません。樹木の根による石室壁面の石積みに乱れが見られません。奥には箱形石棺が見えています。 盛り土と石室が完存している事から、和歌山県内では貴重な古墳遺跡の一つとのことです。

御船足湯

白浜町(西牟婁郡)

「御船足湯」を   >

白良浜から円月島の方へ歩くと、瀬戸湾沿いの場所に設けられています。御船谷にある足湯なので御船足湯と呼ばれます。白良浜と熊野三社神社を散策していて見つけ、日が暮れるまで足を湯に浸けていました。 御船谷という地名は、斉明天皇・中大兄皇子(天智天皇)親子、持統天皇・軽皇子(文武天皇)御一家が紀の湯に行幸した折、この地(瀬戸湾)に船をつけたことに由来します。時代が下って、昭和天皇が海路で南紀に行幸された際にも、沖に停泊した御召艦・戦艦長門から小さな船に乗り換えて御船谷に来られています。

湯が流れ出ている場所の上には貝の石造モニュメントが乗っていました。「ホンガクジヒガイ」と表示されています。この貝は、白浜をこよなく愛し悲劇の皇子と言われる有間皇子と、真白良姫との悲恋伝説の象徴になっているそうです。

円月島

白浜町(西牟婁郡)

「円月島」を   >

時間が遅くなったので円月島を見るのは諦めていました。御船足湯で足を湯に浸けながら湾の方を見たら、円月島が見えました。夕暮れだったので、風穴がよく見えました。御船足湯は、円月島を眺めるために設けられていたのですね。 足を温めながら遠目に見る円月島も良いですよ。

2日目2019年1月26日(土)

斉明天皇遺跡碑

白浜町(西牟婁郡)

「斉明天皇遺跡碑」を   >

熊野三所神社境内にある石碑です。宿泊した宿のすぐ裏にありましたので、チェックアウト後に寄りました。 7世紀中頃、斉明天皇が息子の中大兄皇子とともに白浜・牟婁の湯に行幸した事を記念して、昭和37年に建てられました。同じ年に、昭和天皇が白浜へ2回目の行幸をされているので、それを意識しての建立だったのかもしれません。 何が史跡なのだろうと見渡しましたが、それらしい物は見当たりません。どうやら境内全体が斉明天皇ゆかりの地とされているようです。かつて斉明天皇の行宮があったのでしょうか?本殿の下には、斉明天皇が腰掛けたとされる長方形の磐座があるそうです。神社の御本尊となっているそうなので、玉座のような形をしているのかもしれません。 石碑の近くには、縄張りされた3畳ほどの基壇があります。文字がかすれて読みにくいのですが、立て札には「遙拝所」と表示されていました。

三浪の句碑

白浜町(西牟婁郡)

「三浪の句碑」を   >

【桃の花 古里なれバ 裏も行く】 岡本藤佐衛門(俳号:三浪、1892〜1965年)の句碑。熊野三所神社境内にあります。私は俳人・三浪を知りませんでしたが、幾人もの天皇が行幸した由緒ある神社に句碑がありますので、その影響力の大きさが窺い知れます。 三浪は白浜の名家・南家の次男でしたが、京都の石問屋・岡本家の娘婿となったので岡本姓を名乗りました。俳号の三浪(みなみ)は、旧姓が南であったからでしょうか。

御座船奉安庫

熊野三社神社の境内には「御座船奉安庫」という建物があり、その中に一艘の白色の船が保管展示されています。この船は、昭和4年(1929)に昭和天皇が南紀行幸の際に座乗された、菊の御紋付の御座船です。昭和天皇は生物学者でもありましたので、この船で手付かずの自然が残された神島に渡られ、生物標本を採集されたのです。 90年が経過していますが、きちんと保存管理されていて、今でも使えそうな感じがします。

白良浜

白浜町(西牟婁郡)

「白良浜」を   >

前日に来た時は、きれいな夕陽を見る事ができました。翌朝も散策しました。朝の白良浜も格別ですね。浜の砂が本当に白く見えます。ブルーの海と相まって、南国情緒が味わえます。 これで空も青ければ言うことがなかったのですが、この日は雪混じりの風が吹き付けており、海の上は雪雲に覆われていました。こういう景色も、ここでは珍しいのではないでしょうか。

白良浜露天風呂「しらすな」

白浜町(西牟婁郡)

「白良浜露天風呂「しらすな」」を   >

ちょっと見では池かプールかと思える位に、とても広い足湯です。夏場は、白良浜の海水浴客たちが水着姿のまま露天風呂として利用する想定になっているようです。外に、体に付いた砂を洗い落とすシャワーがあります。 冬期は足湯だけになりますが、無料で利用できます。もともと海水浴客が利用するための露天風呂なので、腰掛ける場所に木製簀の子なんて置いてありません。冬場の足湯利用では、おしりが冷えないようウレタン製の敷物を貸してもらえます。それにしても、1月では吹く風が冷たすぎて、足だけ温めても体までは温まりません。 でも、白良浜の素晴らしい景色を眺めながらの足湯とは贅沢ですね。

露天風呂「しらすな」から見える白良浜。記念撮影ポイントにもなっており、イルカと青い海のオブジェが設置されています。イルカ像がリアルでかわいい。 温かい時期なら、この辺りは観光客でいっぱいになることでしょう。

まちかど総合案内所しらすな

白浜町(西牟婁郡)

「まちかど総合案内所しらすな」を   >

宿では白浜温泉の湯を満喫し、さらに「御船足湯」と「しらすな足湯」で足湯を楽しむ事ができました。他にも足湯が何カ所もありそうだったので、白良浜に立ち寄った後、ここで足湯や観光スポットの資料をもらいました。

南紀白浜温泉

白浜町(西牟婁郡)

「南紀白浜温泉」を   >

「まちかど総合案内所しらすな」で頂いた資料の一つ「白浜温泉ほかほか足湯巡り」。無料で利用できる足湯10カ所の一覧です。近辺に足湯が10カ所もあるのですね。寒い季節なので、足湯めぐりは楽しいです。

千畳敷(和歌山県白浜町)

白浜町(西牟婁郡)

「千畳敷(和歌山県白浜町)」を   >

風が強く、しかも雪混じりの雨が横から吹き付けている時に行きました。南紀白浜は南国のイメージがするのですが、冬はやっぱり寒いのですね。 三段壁が柱状節理の断崖なのに対し、こちらは堆積岩の岩盤が打ち寄せる波に浸食されてできたようです。三段壁と千畳敷は隣り合わせみたいに近いですが、成り立ちは全く違うようです。

千畳敷は、その名のとおり広い岩畳を思わせる大岩盤。 柔らかい砂岩層が海に突き出ているので、打ち寄せる波の浸食を受け、何とも奇怪な形になっています。

雪山の氷雪のように広がった白っぽい岩は、砂岩の大岩盤なのだそうです。近くに白い砂の白良浜がありますが、同様に白砂の浜辺が数百万年を経て堆積岩になったのでしょうか。紅茶風味のジェラートのような色合いで柔らかそうですが、実際に触れてみると結構固いです。火成岩に比べれば柔らかいという事になるのでしょうけど。 南の方を見ると三段壁の先端が見えました。

千畳敷(和歌山県白浜町)

白浜町(西牟婁郡)

「千畳敷(和歌山県白浜町)」を   >

写真手前は、浸食でできた砂岩の奇妙な姿です。千畳敷の中で最も高さがありそうな岩に上って撮影しました。風が強く、耳の中では風の轟音が鳴り響いていました。 高い場所にこうした奇妙な岩があるという事は、浸食したのは波だけでなく、風に乗って飛ばされてきた砂粒も影響しているでしょう。 それにしても、形や色合いがキノコのサルノコシカケに似ていると思いませんか。 いずれにせよ、他ではそうそうは見られない壮大な景観ではあります。

とれとれ市場 南紀白浜

白浜町(西牟婁郡)

「とれとれ市場 南紀白浜」を   >

総合観光施設「とれとれパーク」の中心である「とれとれ市場」。「とれとれパーク」の敷地はとても広く、高台に温泉施設「とれとれの湯」があり、少し離れた場所に釣り堀もあります。 最近では、白浜観光なら「アドベンチャーワールド」と「とれとれ市場」にセットで行くのが定番になっているようです。 私たちも、旅行二日目のメインとして「アドベンチャーワールド」と「とれとれ市場」に行きました。万国旗がはためいていた昔の遊園地ゲートを思い出す「とれとれ市場」の玄関。はためいていたのは、ここでサプライヤーとして活躍している漁協や漁船団の旗でした。長さが10m近くありそうなマグロの看板模型が、来場者の胃袋を刺激してくれます。 魚介類の市場でありながら、アミューズメントパークのように仕立ててあるのが面白い。

「とれとれ市場」の中に入ると、TVや雑誌で繰り返し紹介されている海鮮市場が広がっています。ここへ来る前に、アドベンチャーワールドで昼食もとらずにパンダに夢中になっていましたので、お腹ぺこぺこです。市場を横目に、海鮮丼で知られるフードコートへ直行しました。

家内が選んだ「漬けまぐろと釜揚げしらす丼」。至福の表情で、うっとりして食べていました。

とれとれ市場 南紀白浜

白浜町(西牟婁郡)

「とれとれ市場 南紀白浜」を   >

フードコートは、鮮度の良い海鮮丼や寿司・刺身が食べられる事で有名です。「海鮮丼」が有名ですが、敢えて私は「鉄火丼」を選びました。酢飯の上に醤油タレのマグロ赤身が乗っているので、わさびを付けると味は寿司そのもの。大きなネタのにぎり寿司を頬張るような気分になるのが好きなのです。 「とれとれ市場のフードコート」という呼び名ではもったいないと思えるほど、具の鮮度が良く、極上の味でした。

天然温泉 長生の湯

白浜町(西牟婁郡)

「天然温泉 長生の湯」を   >

屋上の換気口から湯気が立ち、とても味のある建物です。思わず立ち寄りました。 かつて近隣にあった名湯・古賀湯は枯渇してしまいましたが、数十年のブランクを経て、長生の湯という新しい名称で営業を再開したのだそうです。 この味のある建物は、昭和の初期から使われていた木造倉庫の骨組みをそのまま使用し、自然素材で仕上げてあるのだそうです。入口の前には泉質の分析表が掲示されており、ご自慢の湯のようです。

南紀白浜温泉

白浜町(西牟婁郡)

「南紀白浜温泉」を   >

「白浜温泉ほかほか足湯巡り」10カ所の一つ、長生(ちょうせい)の足湯。とても丁寧な造りになっていて、無料で利用するのが申し訳なく感じるくらいです。 靴の脱ぎ場が確保されていますし、屋根と風よけの板塀があるので風雨に悩まされずに済みます。飲泉場も用意されています。飲んでみると、少々しょっぱくて硫黄臭も感じました。うすくちの玉子スープのように感じました。 時間があれば、有料の「長生の湯」にじっくり浸かりたかったです。

趣があり、とても雰囲気の良い足湯です。20分ほど足を湯に浸けていましたが、ずっと居続けたいと思いました。でも、帰りの時間が迫っています。

道の駅 くちくまの

上富田町(西牟婁郡)

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紀勢自動車道(無料区間)沿いにある小さな道の駅です。パーキングエリアのような役割を果たしています。 一般道からも入れますが、手前は狭くて急坂の道を進まなくてはなりません。和歌山ラーメンがおいしいという噂を聞いて寄りました。

「道の駅くちくまの」の和歌山ラーメン。ここの麺は、今まで食べた和歌山ラーメンの中では最も太かった。スープは実にあっさりしていました。

「道の駅くちくまの」の食堂室。土曜日の夕方でしたが、天気が雪混じりの雨だったせいか、閑散としていました。

印南SA・かどや

印南町(日高郡)

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和歌山県印南町の、阪和自動車道にある小さめのサービスエリア。4年前に開催された和歌山国体に合わせて、急ごしらえで整備されたという記憶があります。オープン直後はトイレと簡素な売店・フードコートしかなかったと覚えています。 その後も順調に手が加えられたようで、今では広い土産物売り場とレストランがあります。印南町に所在していますが、御坊市の名産品も並んでいます。

印南SA・かどや

印南町(日高郡)

「印南SA・かどや」を   >

印南SA(上り)の土産物売り場。雪混じりの冷たい雨が降っていたせいか、ここも私たち以外にお客はいませんでした。 印南SAの中の売店や食堂は、和歌山の有名店「旬菓庵かどや」さんが出店しているようです。「旬菓庵かどや」さんは「とれとれ市場」にも出店していて、そこで土産物を買ってきたところでした。 白浜で買い忘れた土産物があれば、ここで買うことができそうです。

南紀には楽しそうな観光スポットが多くありそうなので、印南や日高周辺の観光資料を頂きました。ご当地の名物「めはり寿司」を買い、帰りの道中で食べました。付いてきた箸には「レストランかどや」の表示がありました。

1日目の旅ルート

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