2023.05.20

【高知】柏島のおすすめ観光スポット10選！絶景ビーチやダイビング体験も＜2023＞

まるで船が宙に浮かんでいるように見えるほど、透明度の高い海に囲まれた、高知県・柏島。浅瀬でもサンゴやカラフルな熱帯魚を観察することができるので、海水浴や釣り、マリンアクティビティにピッタリです。そんな「柏島」の見どころや、おすすめ観光スポットをご紹介します。

画像提供：大月町観光協会

※この記事は2023年5月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

柏島ってどんなところ？

美しいエメラルドグリーンの海に囲まれた絶景島

柏島は、高知県の西南端・大月町にあり、大月半島と2本の橋で結ばれた周囲約4kmの小さな島です。

島を囲む美しいエメラルドグリーンの海は、年間を通して透明度が高いと注目されています。その理由として、黒潮の影響で海にプランクトンや土砂などの不純物がほとんどないこと、近くに大きな河川がなく生活排水などが流れ込まないことが挙げられます。

柏島に海水浴場はなく自由遊泳なので、海開きの日は特に決まっていませんが、夏は多くの海水浴客で賑わいます。

ウェットスーツを着用するシュノーケリング、ダイビングは一年中楽しめるのも嬉しいポイント。豊後水道と黒潮の海流がぶつかる海域なので生き物が豊富で、1000種類以上の魚を見ることができます。

アクセスは車がおすすめ！送迎のあるダイビングショップも

柏島は、四国本土とは道路の橋でしかつながっていないので、四国や関西から行くには車がおすすめ。電車や飛行機で移動する場合、路線バスは少ないためレンタカーを予約しておくと便利です。

宿毛駅まで送迎してくれるダイビングショップもあります。利用するお店があれば確認してみましょう。

飛行機

【車】高知龍馬空港より大月町まで3時間
【電車・バス】高知龍馬空港→リムジンバスで25分→JR高知駅→JR土讃線と土佐くろしお鉄道特急で2時間30分→宿毛駅→高知西南交通バス宿毛大月線で30分→ふれあいパーク大月→高知西南交通バス柏島線で30分→柏島　※柏島線はバスの本数が少ないので要確認

電車・バス

JR高知駅→JR土讃線と土佐くろしお鉄道特急で2時間30分→宿毛駅→高知西南交通バス宿毛大月線で30分→ふれあいパーク大月→高知西南交通バス柏島線で30分→柏島　※柏島線はバスの本数が少ないので要確認

車

【広島・松山方面より】松山道松山IC～津島岩松IC、R56を経由。松山ICより2時間50分
【関西・岡山・徳島・高松方面より】高知道高知IC～四万十IC、R56宿毛和田ICを経由。高知ICより2時間50分

ほか、中国・九州エリアからフェリーでもアクセスが可能です。

おすすめのマリンアクティビティ

Divers Cafe & Bar 7me

柏島では珍しい、ボートシュノーケルツアーが楽しめるダイビングショップ。ボートでしか行けないエリアでシュノーケリングできるので、ウミガメやサンゴの群生、カラフルな魚の群れなど、ビーチダイビングとは一味違う海中風景が見られます。

最初に、柏島の海に詳しく経験豊富なスタッフが参加者に見たい生物やダイビングスキルをヒアリング。そして、当日朝までにスタッフが海へ入ってチェックし、その日一番のおすすめのスポットへ案内してくれます。

参加者の半数はシュノーケルが初めての方だそう。必ずスタッフが一緒に海に入り、浅場で講習もしてくれるので、初心者でも気軽に柏島の青い海を満喫できます。

＜ツアーデータ＞
【高知県大月町】1番人気！柏島の海を本気で楽しむ7meボートシュノーケルツアー
［期間］通年
［時間］9時～、13時～（集合は45分前）
［所要時間］3時間
［料金］1万7600円～2万900円（季節により変動あり）※ガイド料、体験料、器材レンタル料、施設利用料、環境保全協力金、保険料、バスタオル貸出、温水シャワー利用料、アメニティー、フリードリンク込み
［予約］要予約（当日予約可）

柏島ダイビングサービス　Smiley Dive

「Smiley Dive」の体験ダイビングなら、ライセンスがなくても気軽に海中散歩が楽しめます。少人数制で、自分のペースに合わせてインストラクターがサポートしてくれます。

呼吸や耳抜きなどの基本的なレクチャーを受け、潜るポイントへボートで移動。波が穏やかな浅い場所なので、泳ぎが苦手でも落ち着いてできますよ。

空気を詰めたスクーバタンクを背負って水中へ！海の中ではタンクの重さをあまり感じません。空を飛んでいるような浮遊感と、タンクがあるので常に呼吸ができる不思議な感覚が味わえます。

柏島は浅いポイントでもきれいな魚がたくさん見られ、スタッフが水中で写真撮影をしてくれます。10歳から50歳未満まで参加できるので、家族一緒に柏島の海を堪能できます。

＜ツアーデータ＞
【高知・柏島・体験ダイビング】黒潮に恵まれた柏島の海を楽しむ！初心者向けプラン
［期間］通年
［時間］8時～16時（1日4回）
［所要時間］２時間
［料金］1万6500円※ガイド料、体験料、器材レンタル料、施設利用料、シャワー利用料、ドリンクサービス含む（環境保全協力金、保険料は別途）
［予約］要予約

NPO法人黒潮実感センター

「NPO法人黒潮実感センター」では、底だけが透明で安定感のあるクリアカヌーや、全体が透明なクリアカヤックで透明度バツグンの柏島の海を満喫できます。

海面と同じ高さに座って漕ぐため、海底のサンゴや熱帯魚を間近で観察できると同時に、海面や陸上の景色も楽しめますよ。

全体が透明なクリアカヤックは、まるで浮いているように見えてSNS映えすること間違いなし。

出発前には、海洋生物学者が観察できる生き物のレクチャーをしてくれるので、遊びながら学べるのも魅力。1150種を超える魚類が生息する柏島の豊かな自然環境を実感できます。海に持って入れるお魚下敷きも1枚300円で販売しています。

＜ツアーデータ＞
クリアカヌー
［開催期間］通年※11月～2月は海が荒れる日が多く開催不可の場合あり
［時間］9時～12時、13時30分～16時30分（1日2回）
［所要時間］3時間
［料金］8000円※体験料、ガイド料、保険料含む
［予約］要予約（当日予約は問合せ）

おすすめビーチ

柏島白浜

大月半島から柏島への入口となる、柏島新大橋。その少し手前の道路から見渡すと、エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の「柏島白浜」が広がっています。

柏島の海岸は岩場が多く、柏島白浜は大月町内では数少ない砂浜のビーチです。サラサラの白い砂で素足でも歩きやすく、“白浜海岸”と呼ばれることもあります。

湾内なので波や潮の流れもなく、遠浅になっているので子どもでも足がついて遊びやすいですよ。多くの観光客で賑わう、絶好の海水浴スポットです。

竜ヶ浜キャンプ場

柏島の少し手前、竜ヶ浜海岸にあるキャンプ場でも海水浴を楽しめます。駐車場やシャワー施設は日帰り海水浴客でも利用できて便利です。

柏島近辺は、浜でのキャンプ・バーベキューは禁止されているため、竜ヶ浜キャンプ場のウッドデッキを利用しましょう。高台にあるので鮮やかな青い海を間近に眺めながらバーベキューができます。

体験ダイビングのスポットとしても知られる竜ヶ浜海岸。浅瀬でも多くの熱帯魚やサンゴを見ることができます。海岸はゴツゴツとした岩が多く、マリンシューズを履くことをおすすめします。

柏島ビーチ

柏島にかかっている2本の橋のうち、細い方の柏島橋を渡ったすぐ下の遊泳可能エリアが、通称“柏島ビーチ”。

橋の上からでも海底が見えるほど透明度が高く、海に入らなくても魚を見ることができます。

島と本土に挟まれた、自然のままの地形を生かした海岸です。流れ込む川もないので驚くほど水が澄んでいて、海水浴はもちろん、シュノーケルで水中の魚を観察するのがおすすめです。

橋の下は船の航路になっているので、遊泳の際は注意が必要です。また、橋からの飛込みも禁止されています。

すぐ近くの柏島観光情報発信センターは駐車場やトイレもあって便利です。夏には出店もあって賑わいますよ。

おすすめ絶景スポット

観音岩

柏島の手前、大堂海岸の絶壁に立つランドマーク的な観音岩。高さ30mほどの花崗岩で、海からそびえ立つような姿が観音菩薩に似ていることから名づけられました。

壮大な断崖絶壁のすぐ側に観音様が海に向かって祈っているようにも見え、神聖な雰囲気を醸し出しています。その昔、沖を航行する船を照らしたという伝説も残っているそうですよ。

見学の際は、県道43号沿いから観音岩登り口の階段を上がり、左へ5分ほど進むと見えてきます。

大堂山展望台

柏島を見下ろすことができる、大堂山の山頂展望台です。近くに大堂お猿公園があり、運が良ければ野生の猿に出会えるかもしれません。

東に大堂海岸、西に宿毛市の離島、沖の島や鵜来島、豊後水道、南には太平洋と360°のパノラマビューは圧巻！鮮やかなエメラルドグリーンの海に囲まれた柏島はひときわ美しく、柏島を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい絶景スポットです。

おすすめグルメスポット

魚ごころ

鮮度にこだわった漁師料理のお店、魚ごころ。その日に水揚げしたばかりの新鮮な鯛を心ゆくまで満喫できます。

一番人気の「鯛丼」は、ぶ厚い鯛の切り身がたっぷり！コリコリとした歯ごたえがあり、特製の甘めのかけダレと卵の黄身との相性もバツグンです。

「魚ごころ定食」は鯛尽くしの贅沢な定食。プリプリの鯛のすり身の天ぷら、肉厚な鯛のフライ、鯛のすり身にキャベツと紅生姜を合わせた天ぷら‟キャベ天”に加えて、身の締まった鯛のお刺身も付いて食べ応えも充分です。

お店の目の前には港があり、柏島の美しい海を見ながら食事ができます。

柏島ヴィレッジ

柏島ヴィレッジでは、ドミトリーに併設されたカフェレストランで柏島産生本マグロのランチをいただけます。

柏島の透明度バツグンの海は、ダイビングだけでなく本マグロの育成にも絶好な環境。大月町は全国屈指の生産量を誇る本マグロの養殖場なんです。

そんな柏島産の本マグロを堪能できる、「柏島産 本マグロ丼」は脂がたっぷりと乗っていて、とろけるような食感！一度も冷凍していない生の本マグロは味が濃く、甘めの醤油が絶妙にマッチします。

こちらでは本マグロを1本買いで仕入れてお店で捌き、独自の方法で熟成させていくので、タイミングが合えば熟成と捌きたての食べ比べができる丼に出会えますよ。

他にも、自家製タレに漬け込んだ「地魚の漬け丼」など、地元産の新鮮な魚を使ったボリュームたっぷりの丼が味わえます。

まとめ

四国の西南端、柏島エリアの魅力や見どころをご紹介しました。美しい海とマリンアクティビティで注目を浴びる賑やかなエリアですが、柏島全体はどこかノスタルジックな雰囲気でのんびり過ごせます。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。