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2023.04.28

【2023】初めての赤ちゃん連れ旅準備ガイド!持ち物・宿選びなどプロがアドバイス

どこへ行く?どこに泊まる?何をもっていけばいい?赤ちゃんを連れての旅行には不安と疑問がいっぱい!我が子とのはじめての旅行を楽しく充実したものにできるよう、旅と育児のプロが気になるポイントごとにアドバイス。これを読んで準備から当日までのダンドリも掴んでおこう!

※この記事は2022年12月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

気持ちが軽くなる 赤ちゃん旅の心構え

この方たちに教えていただきました

旅行ジャーナリスト 村田和子さん

旅行ジャーナリスト 村田和子さん
「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、子どもと47都道府県を踏破した経験を生かして旅育メソッドRを提唱。著書に『旅育BOOK〜家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ〜』(日本実業出版社)。旅の講演や宿・地域のコンサルも行う。

旅行ジャーナリスト 村田和子さん

フリー助産師 浅井貴子さん
大学病院、NICU勤務を経てフリーランス助産師として活躍中。赤ちゃん訪問や乳幼児相談を得意とし、ママの目線に立った指導に定評がある。「産後ケアホテルマームガーデン葉山」アドバイザー、赤ちゃんと母乳育児の専門ブランド「AMOMA」監修。

赤ちゃんの安全を確保しつつ親のリフレッシュを大切に。

小さな赤ちゃんとのはじめての旅行。慣れないおでかけに結局全員が疲れ果ててしまった…なんてことにならないよう、“赤ちゃん旅成功の秘訣”を識者お二人に聞いた。「子ども主体の旅はこれからいくらでもできるので、この時期の旅行はパパとママのリフレッシュと割り切ることも大切です」(村田さん)。

特に産後の1年間は慣れない育児や睡眠不足など、疲労が蓄積されやすいとき。赤ちゃんに負担の少ない旅を心がけつつ、心身のメンテナンスを。「もし状況が許せば、最初は祖父母など周りのサポートもあると負担が軽減されます。ちょっと荷物を持ってくれる、ちょっと赤ちゃんを抱っこしてくれるなど、そのひと手間を助けてもらうだけで気持ち的にも楽ですよ」(浅井さん)。

これからまだまだ続く長い子育て。楽しく快適な旅でパワーを充電して、パパとママが元気でいられれば、日々の生活にもきっと良いサイクルが生まれるはず。そんなことを念頭に、旅行の計画も楽しんでみよう。

お子さんとのはじめての旅行は、お子さんが何カ月の時に行きましたか?(行く予定ですか?)

お子さんとのはじめての旅行は、お子さんが何カ月の時に行きましたか?

お子さんが1歳になるまでに旅行に行った人は全体の84%という結果に。産後のバタバタがひと段落し、生活リズムを整えていく中で、リフレッシュを兼ねて旅行に出かける人が多い様子。

お子さんとの初旅行にかけた予算はいくらですか?(家族全員の1泊分)

総額3万〜5万円程度が多いことから、大人1人あたりの予算は1万円台後半〜2万円台が中心。子どもの料金が抑えられる時なので、大人が少し奮発するのもアリ!

お子さんとの初旅行にかけた予算はいくらですか?

赤ちゃんの月例別 旅プランニングのポイント

ねんね期(新生児〜7カ月頃)

ベビーカーや抱っこ紐の中で寝ていることが多いこの時期は、過酷な環境でさえなければパパ・ママの志向に合わせて旅行しやすいとき。移動中は乗り物などの揺れや振動が多いので、できれば首がすわってからの旅行がおすすめ。

おすわり・ハイハイ期(8カ月〜1歳頃)

動くものを目で追う、何でも口に入れて確かめるなど、身の回りのものに興味が出てくる時期。赤ちゃんが活発に動く場合は靴を脱いで寛げる部屋を、夜泣きが気になる場合は離れのある宿を探すなど宿選びにも重点を置きたい。

たっち・あんよ期(10カ月頃〜)

長時間じっとしているのが苦痛になってくるため、適度に休憩をとって歩かせるなど特に移動時間にも配慮を。好き嫌いも出てくるので、行き先に迷う場合は「ガオー見に行く?」など、子どもの好みを探ってみても。

1泊2日の赤ちゃん旅をざっくりイメージしよう

1泊2日の赤ちゃん旅

準備編1:~旅先を考えよう~

まだまだ遊べない月齢だとわかっていても、我が子のためにあれこれ考えてしまうのが親心。はじめての旅行、思い出に残る行き先を考えよう!

旅先を考えよう

移動は2時間までを目安に。真夏と真冬、混雑を避けて。

普段の生活リズムをベースに、赤ちゃんに無理のない行き先を心がけて。「夏は熱中症や日焼けが心配、冬は荷物が多くなりがちなので、春や秋がおすすめ。混雑する繁忙期を避け、可能なら平日に」(浅井さん)。

「親子一緒に楽しむにはまだ早いケースもあります。ママとは別行動をして、パパと赤ちゃんは宿のお部屋でのんびりするような方法も検討してみてください」(村田さん)。

赤ちゃん旅におすすめの行き先

動物園

動物園

絵本に出てくる生きものがたくさん集まる動物園は、赤ちゃんにとっても刺激がいっぱい。視覚だけでなく嗅覚や聴覚でも、いつもと違った環境を感じ取りやすい。

水族館

水族館

キラキラ輝く大型水槽や、巨大な生きものにドキドキ!屋内の場合が多く、気温が一定のため季節や天気を選ばず過ごせるメリットも。

観光牧場

観光牧場

ゆったりとした空間で、ときに動物とふれあいながら思い思いに過ごせる。お弁当が持ち込める牧場なら、穏やかな季節を狙ってピクニックも◎。

花畑

花畑

菜の花畑、ひまわり畑、コスモス畑など一面の花畑は絶好の撮影スポット。日陰が少ない場合が多いので、猛暑日や日差しの強い日は避けて。畑の中に入れない場合もあるので、撮影の際は確認を。

まち歩き(温泉街・伝統的建築物など)

まち歩き

グルメや買い物を楽しめるまち歩きも気ままに過ごせておすすめ。古い家屋やこぢんまりとした店はベビーカーが入れないことが多いため、抱っこ紐も携帯しておくと便利。

遊園地・テーマパーク

遊園地・テーマパーク

アトラクション中心の大型テーマパークより、幼児向けキャラクターのテーマパークがベター。歌や踊りのショーやイベントを開催していることもあるので、赤ちゃんの興味に応じて選ぼう。付近に系列の宿泊施設があれば、そこを利用するのも賢い方法。

宿泊施設でロングステイ

宿泊

観光を省き、近場の宿でゆっくりするだけでもいい気分転換になる。アーリーチェックインやレイトチェックアウトを利用したり、宿泊プランによっては20時間以上滞在できるプランもあるので、疲れをとり、骨休めするつもりでゆっくりしよう。

アートスポット(美術館・博物館など)

アートスポット

赤ちゃんがベビーカーや抱っこ紐の中で比較的おとなしくしていてくれる時期なら、大人の趣味を優先しても。急なぐずりが不安な場合は、野外美術館や屋外アートがおすすめ。

準備編2:~宿泊スタイルを決めよう~

食事やお風呂のタイプもさまざまで、宿選びも迷ってしまうもの。重視することを話し合って、ニーズに沿った宿泊プランを探してみて。

宿泊スタイルを決めよう

心配事が解消できそうな選択を迷ったら“赤ちゃん連れ歓迎の宿”。

注目したいのが『ウェルカムベビーのお宿』をはじめとした子連れ旅行歓迎の宿。保護者の目線に立った至れり尽くせりのプランもあるので、この時期は少し奮発してでも検討したい。「赤ちゃん連れ旅行は部屋で過ごす時間も長いので、選択肢があれば眺望の良いお部屋を選ぶといいですよ。都市部のホテルの高層階なら夜景も見えて非日常感が味わえます」(村田さん)。

ミキハウス子育て総研 『ウェルカムベビーのお宿』って?
独自の認定基準に基づき、赤ちゃん・子どものいるファミリーが安心して宿泊できる施設を『ウェルカムベビーのお宿』として認定。全国90以上(※)の宿泊施設が認定されている。※2022年11月時点

じゃらんnetで赤ちゃん歓迎の宿を検索するには
TOP画面の検索フォームで「赤ちゃん」「ベビー」「ウェルカムベビー」などのキーワードを入れると該当の宿がヒット。エリア、日程、人数で絞り込む。じゃらんnetの「赤ちゃん 妊婦さん歓迎の宿」特集では、エリアや日付、宿泊予算から検索が可能!

宿のタイプ

ホテル
プライバシーが保たれた空間で、比較的周りを気にせず過ごせる。プールやラウンジなど娯楽施設を併設している施設もある。

旅館
地元の旬の食材を生かした心づくしの料理や、開放的な露天風呂、温泉などが楽しみ。つかず離れずのおもてなしも旅館の魅力。

民宿・ペンション
その土地に溶け込んだ小規模な宿。少人数での家族経営も多く、温かくアットホームな雰囲気。宿泊料金が比較的リーズナブル。

部屋のタイプ

和室\おすすめ/
靴を脱ぎ、敷布団で眠る和室は落下の心配が少ないことが一番のメリット。畳は適度なクッション性もあり赤ちゃんの体にやさしい。

和洋室
空間の分かれた和洋室は、赤ちゃんが眠ってから大人だけで過ごしたい場合にも使いやすい。大人数や3世代での旅行にも人気。

洋室
2つのベッドをくっつけたり、壁に寄せられる場合は転落の不安を軽減できる。ベビーベッドやベッドガードの貸出し有無も確認を。

離れ・コテージ
夜泣きが心配な場合は独立した一棟貸切タイプもおすすめ。キッチン付きなら調乳にも便利。危ない場所がないか入念にチェックを。

食事のタイプ

部屋食\おすすめ/
食事中も赤ちゃんをそばで遊ばせたり、寝かせたりできるのが最大のメリット。赤ちゃんグッズを持って食事処へ移動する手間も不要。

個室食
完全個室、半個室、ふすまや戸で仕切られた空間など宿によってさまざま。クーファンやベビーチェアを借りれば赤ちゃんも快適。

食事処・レストラン
食事中はできるだけ周りの迷惑にならないよう、ぐずり対策におもちゃを持参したい。出入口の近くなど事前に席を相談してみよう。

ビュッフェ
離乳食期の赤ちゃんなら、簡易なすり潰し器具を持参して、食べたことのある食材や料理を食べさせてみても。おかゆなどを用意している宿もある。

お風呂のタイプ

風呂付き客室\おすすめ/
お風呂が近くて着替えも入浴も気まま。脱衣所のママから浴室のパパに赤ちゃんを渡すこともでき、普段のお風呂リレーもばっちり!

貸切風呂
館内に貸切風呂がある施設は家族みんなで入浴でき、初めての旅でも安心。30分〜1時間程度の時間制で予約が必要な場合も。

大浴場
ベビーバスやベビーバスチェアを借りられるか事前に確認しよう。最近は男湯の脱衣所にもベビーベッドを設置する宿が増えている。

客室のバスルーム
赤ちゃんの入浴だけお部屋のバスルームで済ませるのもひとつの考え方。洗い場があり、できればシャワーが可動式の方が便利。

子ども布団のあり・なし。判断基準は?

添い寝が窮屈な場合は「布団あり」またはベビーベッドのレンタルを。乳幼児の料金設定は宿によって異なり、布団や食事を利用しなくても「施設使用料」が必要な場合があるため、添い寝だからといって赤ちゃんの存在を申告しないのはNG。

おむつが外れていない赤ちゃんでも温泉デビューできる?

大浴場や貸切風呂ではおむつが外れていない乳幼児の利用を制限している施設もある。大浴場の湯船がNGでも、ベビーバスに湯を入れて赤ちゃんを入浴させることは可能な場合もあるので、赤ちゃんとの温泉デビューを叶えたい場合は事前に確認を。

旅行直前に発熱!どうしたらいい?

無理に旅行をしても赤ちゃんの体調が悪化するだけでなく、大人も疲れてしまう。周囲への影響も考え、体調不良時は迷わず中止を。キャンセル規定は宿によって異なるため、予約確認メールなどで確認しよう。

当日編1:~出発準備・移動・ランチ~

赤ちゃんの育児は予測不能なことの連続。行き当たりばったりで疲れ果ててしまわないよう、当日の動きも頭に入れておこう!

出発準備・移動・ランチ

何事も早めの着手・実行が吉、便利ツールやお手軽テクも駆使。

初めてのこととなると当日の動きを具体的に想像するのが難しいもの。とはいえバタバタ続きでせっかくのリフレッシュを台無しにしないためにも、当日の自分を助けるつもりで、“事前にできることはやる”、“便利なものは活用する”の2点を念頭に置いて臨もう。「コロナ禍で車旅が増えています。道や駐車場が混み合う前に目的地に入り、宿には車で行くことを伝えましょう」(村田さん)。

よかった!コメント

「赤ちゃんのグズグズに新しいおもちゃを持参して対応!」
我が家の場合、使い慣れているおもちゃよりも新しいおもちゃの方が新鮮に感じたようで、ぐずり解消に役立ちました/あすかママさん・りおちゃん(7カ月)

「ベビーカーと抱っこ紐迷ったら両方持参して使い分けするのも◎」
基本的にはベビーカーで、ぐずったら抱っこ紐。ずっと抱っこ紐だと疲れてしまうので、いざというときに使用しました/真澄さん・光紀くん(1歳)

とほほ・・・コメント

「ベビーカーの電車旅は乗り換えの時間も余裕を持って!」
電車移動の旅行。エレベーターの行列で乗り換えに間に合わなかったことがあり、それ以降電車での移動は抱っこ紐にしています/みさきさん・やまとっちちゃん(6カ月)

出発前の準備

事前にやっておくこと

<車>
□渋滞アプリを登録
出発前と旅先から帰路に就くときには当日の道路状況を確認。使いやすいアプリを事前に登録しておき、当日は柔軟に判断しよう。

□チャイルドシートの環境を整える
長時間の運転で赤ちゃんが退屈しないようおもちゃを選んでおく、日差しが眩しくないようサンシェードを設置しておく、寝冷え防止にブランケットを用意しておくなど快適な環境づくりを。

<電車>
□指定席を確保
当日確実に座れるよう、公共交通機関で移動する場合は事前に席を確保しておこう。東海道・山陽・九州新幹線がネット予約できる「スマートEX」や、その他の各新幹線がネット予約できる「新幹線eチケット」、JR在来線の特急券が予約できる「えきねっと」など便利なツールを活用して。席が選べる場合はベビーベッドのあるトイレや多目的室から近い車両を選ぶと当日も安心。

<荷物>
□宿泊先に送ることも検討
荷物がかさばる場合には、バッグやスーツケースに詰めて宿泊先へ元払いで送ってしまう方法も。受け取りの可否や宛名の書き方は、宿泊先に事前に連絡して確認しておこう。

前日・当日にやること

□荷物の確認
いつもと違う旅行当日の朝は何かとバタバタしがち。荷造りは前日までに済ませ、余力があれば一部を車に積み込んでおこう。玄関に置いておくだけでも当日朝の効率UP。

□体調のチェック
熱はないか、顔色は悪くないかなど、特に赤ちゃんの様子を確認。体調のすぐれない人が一人でもいる場合は迷わず旅行の延期を検討して。

移動

□SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)で早めの休憩を
長距離の移動や渋滞でおむつがパンパン…なんてことのないよう、赤ちゃん旅ではとにかく早め&こまめな休憩が理想。近年は男性トイレにもベビーベッドが設置されていることが多いので、ママと交代でおむつ替えを。

□赤ちゃんもリフレッシュ
チャイルドシートに座りっぱなしでは赤ちゃんもストレスが溜まるもの。たっち・あんよができる赤ちゃんなら、広い場所のあるSA・PAや景色のいい場所などで休憩を取り、少し体を動かして親子でリフレッシュしよう。

移動

ランチ

□行きたいお店に目星をつけておく
赤ちゃんを連れて見知らぬ土地でお店を探し回るのは避けたいところ!旅の目的地や立ち寄り地点が決まったら、地図アプリなどを活用してお店をリサーチ。可能なら予約しておこう。座敷席があるか、ベビーチェアがあるか、ベビーカーでの入店が可能かなども、電話で確認したい。

ランチ

ランチ選びのヒント

授乳期
パパやママの食べたいものでOK。授乳できる場所があるか確認

離乳食初期〜中期
離乳食などを持参。持ち込みの可否は念のためお店に確認を

離乳食後期
家庭などで食べたことがあるものであれば、大人の食事の取り分けにチャレンジするのもあり。すり潰しグッズやヌードルカッター、使い慣れたスプーンなどを持参しよう

赤ちゃんも一緒に味わうならこんなお店がおすすめ

●ファミリーレストラン
和洋中メニューが豊富で赤ちゃん向けの食事を用意しているところも。テーブルが大きい場合が多く食事しやすい

●うどん店
素材がシンプルで食感の柔らかいうどんは離乳食の代表選手。麺だけ食べさせたり、具材を混ぜたり調整もしやすい

●テイクアウト
ドライブスルーやコンビニを活用。マイカーを景色の良い場所に停めて、のんびりするのもおすすめ

●回転寿司店
茶碗蒸し、卵焼き、麺類などサイドメニューは意外と子ども向き。生魚や魚卵に触れた箸の使い回しに注意

●和食店
白米、味噌汁、柔らかく煮た野菜など、家庭での普段の離乳食に近いメニューが多い

当日編2:~滞在中に気をつけること~

長い時間を過ごす場所だからこそハプニングやトラブルは避けたいもの。心配しすぎる必要はないけれど、安心するにはコツも必要!

滞在中に気をつけること

お部屋の危険箇所をチェック、パブリックスペースは要注意。

普段の家事から解放される宿での一夜は、貴重な時間だからこそ楽しく過ごしたい。終始神経を使ってクタクタにならないよう、ポイントを押さえてしっかりリフレッシュしよう。「ロビーやラウンジでは迷子に注意。目を離した隙に自動ドアから出ていってしまうケースもあるので、チェックイン・アウトのときはパパ・ママどちらかが見ていましょう」(浅井さん)。

Q.押入れの布団は自分で敷いてOK?

A.フロントに一声かけよう
赤ちゃんと一緒に横になりたい場合は、先に布団を敷いてもらうのも手。宿のスタッフが敷いてくれる場合もあるので、一声かけるのが基本。赤ちゃん向けの宿泊プランにはお昼寝布団を先に用意してくれるものもある。

Q.寝具や備品を汚してしまったら?

A.宿に正直に報告しよう
おねしょが心配な場合は専用シーツを持参しよう。かさばる場合は使い捨てのものも便利。備品の破損は弁償が必要な場合もあるので必ず報告を。

寝具

Q.お部屋のチェックポイントは?

A.赤ちゃんの目線で確認しよう
窓の鍵はかかっているか、大きな段差はないかなど、赤ちゃんにとって危ない場所がないかまずは確認。掛け軸や花瓶などの備品は宿のスタッフに伝えて外してもらうこともできる。

よかった!コメント

「安心して寛げるよう、布団の配置を工夫して赤ちゃんスペースに」
ゴロンゴロン寝返りできる敷布団は安心でした。起きている間は布団を端に寄せればハイハイし放題の空間が作れるのも◎/わたあやさん・ことはちゃん(6カ月)

とほほ・・・コメント

「大浴場から戻るとなぜか疲れ果てているパパの姿がそこに…」
パパと赤ちゃんを二人きりにしたところ、あやすのに苦戦して大泣き。やはり赤ちゃんを寝かせてからお風呂に行けばよかったと後悔/チャコさん・ナナちゃん(5カ月)

「赤ちゃんの服を揃えて旅の準備万端!しかしママの服は!?」
ちょっとした吐き戻しでママの洋服が汚れてしまいました。それからは遠出するときはママの服も持ち歩くようにしています/ひなこママさん・なっくん(8カ月)

Q.宿での過ごし方のポイントは?

A.夫婦それぞれのリフレッシュを叶えて
夕食前後の時間などにパパとママの一人時間を交代で確保して、上手に気分転換を。なかなか来られないせっかくの旅行、お互いのリフレッシュのために遠慮は禁物。

リフレッシュ

Q.寝る前に注意することは?

A.赤ちゃんの周りからものを排除
赤ちゃんが移動しそうな範囲に、携帯電話の充電ケーブル、枕元のライト、浴衣の帯、アクセサリー、薬、飲みかけのアルコール類などを置かないように注意。環境の変化で赤ちゃんが夜中や早朝に起きてしまったときに備え、気になるものは手の届かない場所によけておこう。

寝る前に注意すること

持ち物チェックリスト

<必需品>
□着替え(日数分+予備)
□紙おむつ・おしりふき
□おむつ替えシート
□ハンドタオル
□抱っこ紐・スリング
□ベビーソープ&シャンプー
□保湿グッズ
□パジャマ
□赤ちゃん歯ブラシ
□マグ
□水筒(お茶・ぬるま湯用)
□除菌・消毒グッズ
□保険証・母子手帳

[母乳の場合]
□授乳ケープ

[ミルクの場合]
□哺乳瓶&消毒グッズ
(使い捨て哺乳瓶も便利)
□粉ミルク
□液体ミルク

[離乳食を開始している場合]
□離乳食 
□スプーン
□おやつ 
□スタイ
□食器  
□食事用エプロン

<あると便利>
□ビニール袋(汚れた衣類入れ・使用済みおむつ入れ)
□エコバッグ(お風呂グッズや食事グッズを入れて移動)
□チェアベルト(大人用の椅子に取り付けて使用)
□ウェットティッシュ
□お気に入りのおもちゃ・絵本
□バスタオル(使い慣れたもの)
□スリーパー(湯冷め防止にも)
□雨具・日焼け止め・虫除けスプレー・防寒具(季節に合わせて)

宿で借りられる備品の一例
哺乳瓶消毒グッズ(個別に煮沸対応してくれる場合もある)、調乳ポット、おむつ消臭ゴミ箱、加湿器、空気清浄機、ベビーソープ、ベビーシャンプー、ベビー布団、ベビーベッド、ベッドガード、おねしょ専用シーツ
※宿により異なります。数に限りがあり、有料の場合もあるので予約時に確認を!

※記事内のデータ及びコメントは、2022年9月に「ゼクシィBabyママ隊」メンバー113人が回答したアンケートによるものです。( )内の子どもの月齢や年齢は旅行時のものです。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込み価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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