JRイン函館では、NPO法人「語りつぐ青函連絡船の会」のみなさまにご協力いただき、青函連絡船の普通座席で使用していた「黒い枕」の復刻版を制作し、本年11月よりご宿泊のお客様へ貸し出しております。
今回復刻した枕は、1988年3月13日の青函トンネル開業まで活躍した青函連絡船で実際に使用していた本物の枕を元に、同じ素材や寸法で忠実に再現したものです。
実際にご使用いただいたお客様より「とても懐かしい!」、「若かりし頃を思い出す」、「昔この枕を確保するために汽車を降りた後走ったのさ〜」、「上司のために部下の我々がこの枕と場所取りをやってさ、本当に大変だったんだよ」、「復刻してくれてありがとう!」との様々な感想をいただきました。
お客様お一人お一人に青函連絡船にまつわる大切な物語があることを知り、とてもうれしく、あたたかい気持ちになりました。
先日、遠く海外から「黒い枕」を目当てにJRイン函館にご宿泊いただいた(自称)枕ファンのお客様もいらっしゃいました。
みなさま、ご利用いただき本当にありがとうございます。
あたたかい気持ちのまま、無事年を越せそうです。
本年もご愛顧いただき誠にありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます(^▽^)
『青函連絡船の黒い枕』概要
・枕サイズ・素材:縦15cm×横27cm×高さ10cm、黒色合皮レザー
・貸出開始日:2023年11月1日(水)より
・貸出方法:JRイン函館フロントにお申し出ください。【1日限定15名様】※先着順・無料